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英語のイディオムの覚え方:実践的な6つのコツ
イディオムとは、単語の意味だけからは全体の意味を推測できない語句のまとまりです。Break the ice は氷とは関係なく、a piece of cake も食べ物の話ではありません。だからこそイディオムは難しく、そして印象に残るのです。
1. 意味と例文をセットで覚える
定義はイディオムの意味を教えてくれ、例文はどんなときに使われるかを見せてくれます。必ず両方を覚えましょう。
- Break the ice初対面の人たちが打ち解けるのを助けること。“A short game helped break the ice at the workshop.”
- Call it a dayひとまず仕事を終えること。“We finished the main tasks and decided to call it a day.”
細かい点に注目しましょう。break the ice は会議やイベントの始めに使う表現で、call it a day は、多くの場合ほかの人と一緒に「やめる」と決めるときの表現です。
2. テーマ別にまとめる
イディオムは、同じ場面で使うものをまとめると覚えやすくなります。お金のイディオムをまとめて覚え、次に仕事のイディオム、その次に気持ちを表すイディオムへ進みましょう。実際にその場面になったとき、ふさわしいイディオムが一緒に思い浮かびます。
3. 言葉の裏にあるイメージを探す
多くのイディオムは、場面を思い浮かべると意味が分かります。何かが costs an arm and a leg なら、絶対に失いたくないほどのものを払うということです。on the fence なら、塀の上に座って、まだどちらの側にもついていない状態です。頭の中のイメージが、言葉と意味を結びつけてくれます。
- Cost an arm and a legとても高価であること。“The repair cost an arm and a leg.”
- On the fence二つの選択肢や意見の間で決めかねていること。“I'm still on the fence about accepting the offer.”
4. 語句を正確に覚える
イディオムは形が決まっています。it's a piece of cake とは言えても、it's a slice of cake とは言いません。spill the beans を spill the peas にすることもできません。a、the、on のような小さな語も含めて、一語一語正確に覚えましょう。国によって違うイディオムもあります。アメリカ英語では take something with a grain of salt と言いますが、イギリス英語では普通 a pinch of salt と言います。
5. 使う前にニュアンスを確認する
ほとんどどんな場面でも使えるイディオムもあれば、くだけた表現や冗談めいた表現もあります。On the same page や get the ball rolling は職場でよく使われます。Break a leg は本番前の相手にかける温かい励ましの言葉で、when pigs fly は「絶対にありえない」を冗談めかして言う表現です。迷ったら、かたい文章で使う前に、まず会話で試してみましょう。
- Break a leg特に舞台に立つ前などに、成功を願って使うくだけた表現。“Break a leg! I hope your first stage performance goes well.”
- When pigs fly決して起こらないこと。“He says he'll clean his room when pigs fly.”
6. 少しずつ練習する
一晩で50個のイディオムを覚えても、なかなか定着しません。3つか4つを選び、それぞれを使って自分の生活についての文を作り、数日かけて復習しましょう。English Idiomsアプリはそのために作られています。イディオムを文脈の中で確認し、フラッシュカードで覚え、テストで確かめましょう。1日数分から始められます。
どこから始めるか
イディオムを初めて学ぶなら、piece of cake、on the same page、under the weather、once in a blue moon のような日常的なものから始めましょう。それから80個のイディオムの一覧をテーマ別に眺め、イディオムと句動詞の違いも読んでみてください。